日曜日, 3月 11, 2007

それでそれから(私は私)

ジャック・プレヴェール詩 ジョゼフコスマ曲のシャンソン
今度歌うことになったので、とりあえず翻訳

私は私

私は男好きするタイプで それは変えられない
唇は赤くて 歯並びはいいし 肌艶もいいし 金髪だし
それでそれから あなたにとってそれが何なのかしら?
私は私 好かれるのは悪い気はしないわ
私は私 いつもこんな感じよ
笑いたくなったら 豪快に笑うわ
私を愛してくれるなら 私も愛するわ 悪いかしら?
いつもその度に 相手が違っていたとしても
私は私 こんな感じよ それ以上何を お望みかしら?
私は男好きするタイプで それは変えられない
ヒールは高くて ウエストは括れている
胸ははちきれそうなくらい豊か 眼差しは物憂げね
それでそれから あなたにとってそれが何なのかしら?
私は私 好かれるのは悪い気はしないわ
私は私 いつもこんな感じよ
笑いたくなったら 豪快に笑うわ
私を愛してくれるなら 私も愛するわ 悪いかしら?
私は私 こんな感じよ それ以上何を お望みかしら?
私の過去が気になるのかしら?
そう わたしはある人を愛し、ある人も私を愛していた
子どものように愛し合い 愛しか知らないみたいに
愛し合って 愛して 愛して
何故 私に質問するの? 
私はあなたに気に入られるためにここに居るのよ
それは変えられない
私は私 いつもこんな感じよ
笑いたくなったら 豪快に笑うわ
私を愛してくれるなら 私も愛するわ 悪いかしら?
いつもその度に相手が違っていたとしても
私は私 こんな感じよ それ以上何を お望みかしら?

土曜日, 2月 10, 2007

初ジョイント前夜

今回 夫といつもやっているホームコンサートの延長に・・と
初ジョイントを企画。 近所の良く知っているホールで
明日本番を迎える。

歌曲の部では、愛のかたち がテーマ
後半は、メノッティのテレフォン、
オペレッタで締めくくり。

自分だけではないから気が楽・・
と思って始めたが、思いのほか、大変だった。

まず夫が風邪を引いた。
風邪を引いたことでイロイロな予定が狂い、
その後にしわ寄せがやってきた。

まあ仕方がない。 ありのままを解き放つしか他に方法もない。

とにかく良く休み、明日に向けて集中しようと思う・・

月曜日, 11月 06, 2006

ティレジアス 反省

プーランクのティレジアスの乳房。 
昨日何とか歌い終えた。 
反省点は山積みだが、
まあ今回は名刺交換、までだった。

一応、風船を胸に入れたり、
女占い師を装ったり、したのだが、
それ以前の問題だったような気がする。

次は、「愛」のかたちについて、

土曜日, 10月 28, 2006

テレーズから

テレーズ、最初は青と赤の乳房を着けて、ほうきをもって登場!

亭主の「飯はまだ?」の声にうんざりし、ほうきを投げ出す。

青と赤の乳房(風船)をはずし、大笑いする。

乳房に見とれる。

乳房を壊す。

口ひげと顎鬚をつける。

「ティレジアス」と名乗り、去っていく。

占い師の格好をして再登場。

「私のことわかるでしょ?」とテレーズに戻る。

要するに、最初が肝心。 胸と髭

金曜日, 10月 20, 2006

テレーズ

ティレジアスの乳房のお話。
テレーズは、若くエキセントリックで美しい奥様。
多分新婚でしょう。
アメリカで口説かれ、アフリカのザンジバルに嫁入り。
「飯はまだか?」と繰り返す夫にうんざりしている。
男になって戦争をしたいだの、弁護士になりたいだの、
レストランのボーイになりたいだの、
踊り子の面倒を見たいだの、畳み掛けるように口にしているうちに、
彼女の胸は赤と青の風船になって宙を舞い始める。
彼女はしばし自分の胸に見とれるが、そのうち決心して、
プチッと壊す。すると、テレーズは髭面に!
男になってしまったテレーズを見て亭主はビックリ。
テレーズの洋服を着た髭もじゃの男をみて、
「テレーズを殺してしまったのか!」と言い放つ。
「そうね、もう私はあなたの妻ではない。
これからはあなたよりもっと男らしくなり、
「ティレジアス」と名乗ることにするわ!」
残された亭主は、家庭を作る夢を捨てきれず、
「愛の力」によって、女となり、何万もの子供を産む。
そうこうしているうちに、占い師に化けたテレーズが戻ってきて、
「幕が下りる前に、愛し合わないといけないわ」
なんだか目出度く仲直り。 

変な話!

木曜日, 10月 19, 2006

次はティレジアス

主人が専門家なので、プーランクを歌う機会に恵まれる。
5月は「声」10月は「カルメル派修道女の対話」そして今度は「ティレジアスの乳房」
プーランクのオペラは以上3作品のみ。もっと作って欲しかった。
ティレジアスの乳房は、アリアのみ歌ったことがあるが、
今回抜粋で他の部分も歌うことになった。
といっても、この1時間くらいの短いオペラ作品の中で、
タイトルロールになっているテレーズ役は、最初と最後に出てくるのみ。
あとは、「亭主」役が、大活躍のオペラなのだ。

さて、これから勉強。

火曜日, 10月 10, 2006

カルメル反省

無事に歌いとおすことが出来た。まずは○。
舞台に居る間、ずっとブランシュに集中できた。それも○。

何度歌ってもいつも必死。必要以上に声を張ってしまうときがある。
肩の力が入ってしまったり、自分の響きに信頼が無くなったり、
何度歌ってもその「必死さ」から脱することが出来ない。

次にブランシュを演じるときは、
脱力系を目指そうと思った。